マン島TT ZERO PROJECT

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2011年06月

プラクティス走行の第1日目

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マン島TTzeroでは、6/4、6/6にまずプラクティスが行われ、6/8が決勝だ。

今日はプラクティス走行の第1日目。プラクティスは17:45から始まるが、その前に車検を受けなければならない。車検の受付開始は、16:30から。もちろん我々のチームも並ぶ。

いよいよ我々が車検を受ける番が来た。昨日までの段階で特に問題はなく、安心していた。しかし、いきなりトラブルに直面。スロットルをあおって、モーターを回そうとしてもモーターが動かない。一気にスタッフの顔がこわばり、車検員も不安そうに見ている。他の試験項目では問題ないため、車検終了時間までにモーターが回りさえすれば、プラクティスに出られるということらしい。

実際に作業できるのは1時間くらいだろうか?我々は、トラブルの原因を特定するためスタッフ総動員で細かく調べ上げる。結局、スロットル部の接触不良が原因だと分かったのだが、もう殆ど時間が残っていなかった。あとは時間との勝負で、手直しできるかどうか。レース主催者からは“ラスト1分”の通告を受ける。スタッフは皆、今日のプラクティスの出走断念を覚悟した。

「ウィーーーーン。」
「来たっ!来たっ!回ったぞ。」

この瞬間、車検をパス。すぐさま、ライダーの松下ヨシナリは、TT零-11にまたがりスタートに備える。結局、18台のエントリーのうち、この日車検を通ったのは、たった6台だった。残りは、車検を通過できなかったか、今日の出走を見送ったかのいずれかだ。

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─────マン島TTzero エントリーリスト

 ※左から、エントリー番号、チーム名/スポンサー名

  1 Segway  Motoczysz/Segway
  2 Segway  Motoczysz/Segway
  3 ManTTX Racing/ManTTX Racing
  4 Mission Motors
  5 LGN Racing Team/LGN
  6 Buckeye Electric Motorcycle Race Team/Ohio State University + AMA
  7 Brammo
  8 Team Agni Motors
  9 Lightning Motorcycle/Lightning Motocycle + A&A
 10 Kingston University
 11 MIT/A123 + BMW + MIT
 12 Vercamoto/Vercamoto
 13 —
 14 Team Prozza/Prostaff (※チームプロッツァ)
 15 Imperial College
 16 Project 7
 17 Betti Moto
 18 Tork /Haiyin Racing

─────プラクティス第1日目の結果

チームプロッツァは4位で完走を果たした。正確に言うなら、最後の約500mでバッテリー切れとなったが、ライダーの松下が手で押しながら歩いてゴールした。

 1位 24:23 Segway  Motoczysz
 2位 27:40 Kingston University
 3位 29:54 MIT
 4位 34:14 Team Prozza
 (以上が完走チーム、いずれも規定タイムをクリアし決勝出走権を得た)

最後に、およそ6分間、手押しで歩いたのが響いた。

松下ヨシナリは、ゴール直後にこう語った。
「前半、あまりにもフィーリングが良かったんで、気持ちよく飛ばしすぎちゃいました。次回、うまくペース配分すれば必ず完走できるし、タイムラップ平均も上がる」

スタートから約4マイル離れたグレンヘレン地点での計測タイムが、それを示す。

 1位 06:25 Segway  Motoczysz
 2位 06:39 Team Prozza
 3位 07:16 Kingston University
 4位 07:34 MIT

次のプラクティスは、6/6。期待できると思う。

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日の丸の国旗で迎えられながら、最後は手押しでゴール。

(プロスタッフ広報・寺西)

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